2021/03/21
岡田有希子・アルバム名曲④!!4thアルバム『ヴィーナス誕生』
【岡田有希子・アルバム名曲】…岡田有希子の楽曲はシングル曲B面曲に限らず、アルバム収録曲にも多いことがある。生前の頃に発売とされたアルバムは4枚。死後に発売されたベストアルバムが5枚。ハイレゾ(音源)リューションオーディオ復刻版が同時発売5枚。5曲のシングル用マスターテープハイレゾ化1枚。今回は4thアルバム『ヴィーナス誕生』についてYouTubu(ユーチューブ)の中からコメントを抜粋して見解を言及したいと思う。
【4thアルバム「ヴィーナス誕生」】…4thアルバム『ヴィーナス誕生』は、1986年3月21日LP/CT/CDがキャニオンレコード(現キャニオン)から同時発売。同年書籍でも、アルバムと同名の写真集『ヴィーナス誕生』(ポニカ出版)が4月4日に発売されたばかりだったが、4月8日サンミュージック事務所から投身自殺したとされ、全て回収された。
アルバム『ヴィーナス誕生』は1999年3月17日発売メモリアルBOX-Disc3『ヴィーナス誕生』に収録、2002年12月18日(復刻版は2019年9月11日)発売、贈りものⅢ岡田有希子CD/DVD-BOXにDisc4(CD)『ヴィーナス誕生 Plus』にボーナストラックとして「恋のエチュード」、「花のイマージュ」、「秘密のシンフォニー」を追加した楽曲が収録されている。
1曲目は「WONDER TRIP LOVER」。WONDER TRIP LOVER は、1986年(昭和61年)3月21日発売、4thアルバム「ヴィーナス誕生」の最初の1曲目の収録曲である。作詞にEPOさん、作曲坂本龍一さん、編曲にかしぶち哲郎である。全国コンサート「Heart Jack」が、4月5日東京(渋谷公会堂)、4月6日名古屋(名古屋市民会館)の2都市で歌われた。(一部Wikipedia転載)
3曲目「ヴィーナス誕生」ではアルバムのタイトルでもあり、アルバムと同名の写真集『ヴィーナス誕生』(ポ二カ出版)も4月4日に発売された。作詞は前川由佳、作曲は木下伸二、編曲はかしぶち哲郎で構成される。5曲目と6曲目は、宇宙をモチーフにした歌詞と楽曲である。まず5曲目の「銀河のバカンス」では、作詞:高橋修、作曲:三井一正、編曲はかしぶち哲郎で構成され、6曲目「ジュピター」は、作詞/作曲/編曲ともにかしぶち哲郎が担当し、宇宙的な要素を含んだ5曲目「銀河のバカンス」と6曲目「ジュピター」を制作することによって、アルバム「ヴィーナス誕生」にふさわしい楽曲に力を注いでいるのが垣間見える。7曲目「くちびるNet work」は1986年(昭和61年)1月29日、シングル曲8枚目「くちびるNetwork」が発売され、オリコンチャートで初登場1位となった。作詞は妊娠により活動休止中だった松田聖子の初提供、作曲は坂本龍一という異色のコンビにより誕生した。その際に、松田さんが自らデモテープを制作し、坂本さんとともに録音スタジオを訪れている。1986年1月に8枚目となるシングル曲「くちびるNet work」の新曲に合わせ、カネボウ化粧品春のキャンペーンソング(カネボウ化粧品「レディ80BIO カラーネットワーク」「86年春のバザール」CMソング)に決定した。その後2013年1月に岡田の後輩格としてサンミュージックからデビューした9人組アイドルグループ「さんみゅ〜」により、それぞれカヴァーされた。サンミュージックアカデミー米子校の生徒で結成された鳥取県のローカルアイドルChelipも、2015年1月24日よりさんみゅ〜バージョンをさんみゅ〜マネジャー公認としてライブで披露している。
8曲目「眠れぬ夜のAQUARIUS」では、アルバム「ヴィーナス誕生」の秘話が残されており、アルバム「ヴィーナス誕生」の最終レコーディングの曲である。前日1月27日に風邪で体調をくずした岡田有希子だったが、翌1月28日レコーディング最終日を迎える当日には少し体調がよくなって、19時にレコーディングを開始し、音楽プロデューサーである渡辺有三さん、岡田有希子のマネージャー溝口氏、最終日とあって「眠れぬ夜のAQUARIUS」の作詞である、麻生圭子さん、少し遅れてかしぶち哲郎さんそうそうたるメンバーで最終レコーディングを開始した。最後に「ジュピター」のリテイク部分を終えて無事にアルバム「ヴィーナス誕生」の最終レコーディングを終了した。11曲目「恋のエチュード」は、シングル曲8枚目となるくちびるNet work/CW(A面)のB面曲である。
ラストアルバム復刻版(1986年3月21日)として、2015年9月16日ポニーキャニオンから岡田有希子UHQCD復刻4thアルバム「ヴィーナス誕生」が発売された。1986年3月発売の通算4枚目のアルバムに加え、未収録シングルB面曲を追加収録。ボーナストラックに恋のエチュードを追加、かしぶち哲郎が全曲をアレンジ。

【画像:PCCA-50215】
アルバム『ヴィーナス誕生』
(https://youtu.be/CuUI7ok8HjI:引用元)フルバージョン
4thアルバム『ヴィーナス誕生』2015.9.16日発売 復刻版(ハイレゾ音源UHQCD)全11曲
曲順 | 『ヴィーナス誕生』曲目 | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
1 | WONDER TRIP LOVER | EPO | 坂本龍一 | かしぶち哲郎 |
2 | 愛…illusion | Seiko | 飛澤宏元 | かしぶち哲郎 |
3 | ヴィーナス誕生 | 前川由佳 | 木下伸二 | かしぶち哲郎 |
4 | Spring Accident | EPO | 大貴妙子 | かしぶち哲郎 |
5 | 銀河のバカンス | 高橋修 | 三井一正 | かしぶち哲郎 |
6 | ジュピター | かしぶち哲郎 | かしぶち哲郎 | かしぶち哲郎 |
7 | くちびるNet work | Seiko | 坂本龍一 | かしぶち哲郎 |
8 | 眠れぬ夜のAQUARIUS | 麻生圭子 | 坂本龍一 | かしぶち哲郎 |
9 | 水晶の家 | 高橋修 | 高橋修 | かしぶち哲郎 |
10 | 愛のコロニー | かしぶち哲郎 | かしぶち哲郎 | かしぶち哲郎 |
11 | 恋のエチュード※ | かしぶち哲郎 | 飛澤宏元 | かしぶち哲郎 |
※11.「恋のエチュード」はボーナストラック
1.WONDER TRIP LOVER
歌手:岡田有希子 作詞:EPO 作曲:坂本龍一 編曲:かしぶち哲郎
(https://youtu.be/yFPbRG5uF8Q:引用元)
コメント‼…・教授-EPO-岡田有希子による奇跡。 過去から未来。 未来から過去。 時の循環に漂い続ける曲。・「くちびるネットワーク」が教授の曲、聖子さん作詞でしたね 成熟した歌声が惜しいです。・当時アイドルに余り興味が無かった自分に、アイドル好きの友人から「いいから聴いてみろ!」と押し付けられたテープがこの曲の入ったアルバム「ヴィーナス誕生」でした。アイドルのアルバムなんてと思っていたのに、イントロで妙にひきつけられてしまい...すぐに購入しました。 コンサートの生歌でこのクォリティー、同期のアイドルの中ではダントツの歌唱力でしたよね。
見解!…・「WONDER TRIP LOVER」は、作詞EPOさんでシンガーソングライター、作曲は教授でYMOの坂本龍一さん、編曲はムーンライダーズで有名なかしぶち哲郎さんの三人のアーティストによって制作された。特に作曲の坂本龍一さんは、自身の楽曲「Ballet Mecanique」にも手がけている。「WONDER TRIP LOVER」の最初のイントロ部分では、ドラムとベースギター、ベースとなるサックスが楽曲をいっそう際立たせる。かしぶち哲郎さんのアレンジが極まる。
(カテゴリ参照『WONDER TRIP LOVER』・『Ballet Mecanique』・『クロニック・ラブ』)
3.ヴィーナス誕生
歌手:岡田有希子 作詞:前川由佳 作曲:木下伸二 編曲:かしぶち哲郎
(https://youtu.be/37mVMgtIAXg:引用元)
コメント!!…・少女から女性へとまさに変化の時でしたね。 外観もとても美しくなり、歌声も艶っぽくなり、これからがとても楽しみでした。 タイトル通りのユッコのヴィーナス誕生になったアルバムでしたね。 30年以上経って。 こうしてYouTubeで検索されて聴く人がいること、想像もしていなかったでしょうね・・・ユッコ、今の時代にも居て欲しかったよ。・私の好きな曲。低音の出るスピーカーで聴いてね。・真珠の泡に包まれ…とか、当時の歌は歌詞一つ取っても感心させられると言うか、創造力と表現力に唸らせられますよね。
見解…・ヴィーナス誕生の現代版のようなイメージで楽曲が制作され、♪Love you daring My little daring 愛の呪文でLove you daring ヴィーナスは目覚めるもの バスルームからあなたへ バブルのメッセージ ほてった素肌 優しく 抱きしめられたい 心は決めてる Only you ♪…歌詞の創造性にすぐれている。ヴィーナスは英語発音で、ラテン語で「ウェヌス」。ローマ神話の愛と美の女神といわれる。ギリシア神話のアプロディーテと同一視される。
5.銀河のバカンス
歌手:岡田有希子 作詞:高橋修 作曲:三井一正 編曲:かしぶち哲郎
(https://youtu.be/LsIaaCEgb_o:引用元)
コメント!!…・やっぱり、ユッコは声がよいですね。何とも言えず、ずっと聴いていたくなる魅力があります(^-^)・岡田有希子さんの 忘れじ の名曲ですね ♪ ~忘れじの 行く末までは 難ければ 今日を限りの 命ともがな~
見解…・「銀河のバカンス」は宇宙を背景に創られた楽曲で創造性が豊です。しっとりした感じで、透き通る歌声が楽曲を際立て聴く人の心をとらえる。作詞の高橋さん、作曲の三井さんとコラボもいい感じでアレンジのかしぶちさんがさらに際立たせている楽曲である。
6.ジュピター
歌手:岡田有希子 作詞/作曲/編曲:かしぶち哲郎
(https://youtu.be/dYoqVaVCJAo:引用元)
コメント!!…・順調にいけばアンコールの定番曲になったかもしれませんね。・このアルバムでは この曲が一番好き❗️ このアルバムは全体的に 曲調が 大人っぽい!…・
見解…・「ジュピター」は「銀河のバカンス」同様宇宙を想像させる楽曲で、ディスコ調的な感じのアップテンポの曲といえる。作詞・作曲・編曲ともにかしぶち哲郎さんで、かなり難しい楽曲と思える「ジュピター」を、難なく歌いこなせる岡田有希子さんを語っていた。歌詞などを作詞家や作曲家の思考を考え、当時18歳のアイドルで汲み取って歌えるアイドルは中々いなかったが岡田有希子だけは違っていたとも語っていた。
7.くちびるNet work
歌手:岡田有希子 作詞:Seiko 作曲:坂本龍一 編曲:かしぶち哲郎
(https://youtu.be/of8KmDg_hA8:引用元)
(https://youtu.be/0YUurIJTyp4:引用元)フルバージョン
コメント!!…・毎年4月になると・・・この唄を思い出す^^。・メロディーは、明るいけど、何故か悲しくなる。・歌が上手いのでどれも良いでのですが特に春のイメージがあります パステルピンクが似合う様なそんな雰囲気が・「あなたに抱かれ遠い星へと旅してみたい」今となっては、結末を予感させるような歌詞に聴こえるね。・いつも歌ってる時ってマイク結構高めに持ってるから口元が見えづらかったりするのですが、この日は最後の「ほら、くちびるは〜」の所でちょっと顔をずらしてカメラ目線で唇を人差し指でつついてるんですよね。 いつもの振り付けなんですが、他のくちびるNet Work歌唱の動画ではあまり見た事ないシーンだなと… そんな仕草が可愛くて儚げで涙出る😭
見解…「くちびるNet work」は、作詞は妊娠により活動休止中だった松田聖子の初提供、作曲は坂本龍一という異色のコンビにより誕生した。松田さんが自らデモテープを制作し、坂本さんとともに録音スタジオを訪れている。松田さんは「内容があまりに色っぽ過ぎるかと思ったが、有希子ちゃんが歌うとかわいらしく艶めいた曲になった」と述べている(当時のオリコンより)。この時デモテープを聞いた岡田有希子は松田聖子の歌唱力に驚いた事を取材で語っている。1986年(昭和61年)1月29日、シングル「くちびるNetwork」が発売され、オリコンチャートで初登場1位となった。その後カネボウ化粧品「レディ80BIO カラーネットワーク」「86年春のバザール」CMソングに起用される。「くちびるNet work」はシングル曲のほか、メモリアルBOX-Disc「ヴィーナス誕生」、ALL SONGS REQUEST 、贈りものIII 岡田有希子CD/DVD-BOX 「ヴィーナス誕生Plus」、ザ・プレミアムベスト 岡田有希子 Disc1 『シングル集』、ゴールデン☆アイドル 岡田有希子に収録されている。
最後の収録となる4月4日収録 テレビ朝日の「歌謡ドッキリ大放送!!」 に出演4日後の4月8日事務所ビル内から投身自殺?したとされる。作詞はSeiko さんが担当しているだけあって、その スタイルが楽曲にもあらわれている。歌詞が過激と言う指摘もある中、岡田有希子が歌うと可愛らしく、宇宙的な連想をさせる「くちびるNet work」は、何となく夢の中で語っているような雰囲気もあり遠ざかっていく印象を想像する。コメントの多くが岡田有希子さんの最後の収録番組について述べているが、私個人としての見解は、最後は岡田有希子ではなく佐藤佳代として歌を歌ったように見えてしまう。いろんな「くちびるNet work」の動画がある中で、この最後の収録番組で歌った「くちびるNet work」は彼女らしく優しくて、一番きれいでかわいい動画だと私は思う。そして、どことなく寂しげで、自分の死を悟り誰かに訴えかけているように私には見えます。
(カテゴリ参照:岡田有希子・CMソング集!!-カネボウ化粧品・CM曲「くちびるNet work」編)
8.眠れぬ夜のAQUARIUS
歌手:岡田有希子 作詞:麻生圭子 作曲:坂本龍一 編曲:かしぶち哲郎
(https://youtu.be/ja8fLudI0o8:引用元)
コメント!!…・この曲は 詩がグッときます。
見解…「眠れぬ夜のAQUARIUS」では、アルバム「ヴィーナス誕生」の秘話が残されており、アルバム「ヴィーナス誕生」の最終レコーディングの曲である。前日1月27日に風邪で体調をくずした岡田有希子だったが、翌1月28日レコーディング最終日を迎える当日には少し体調がよくなって、19時にレコーディングを開始し、音楽プロデューサーである渡辺有三さん、岡田有希子のマネージャー溝口氏、最終日とあって「眠れぬ夜のAQUARIUS」の作詞である、麻生圭子さん、少し遅れてかしぶち哲郎さんそうそうたるメンバーで最終レコーディングを開始した。最後に「ジュピター」のリテイク部分を終えて無事にアルバム「ヴィーナス誕生」の最終レコーディングを終了した。
10.愛のコロニー
歌手:岡田有希子 作詞/作曲/編曲:かしぶち哲郎
(https://youtu.be/BoQNojj-bzg:引用元)
コメント!!…・なんだか、悲しいと云うか、胸が苦しい感じします。歌声とメロディがいいです。
見解…・「愛のコロニー」は「ジュピター」同様、作詞/作曲/編曲/ともにかしぶち哲郎さんが担当。大人の女性と男性の恋愛を丁寧に描写し、メロディーと歌声が一層ドラマチックに創造性を膨らませる。この楽曲も歌いこなすのは中々難しいと思うが、難なく岡田有希子は歌いこなす。かしぶち哲郎さんのアレンジも際立つ。
11.恋のエチュード
歌手:岡田有希子 作詞:かしぶち哲郎 作曲:飛澤宏元 編曲:かしぶち哲郎
(https://youtu.be/h8zZM6JXOds:引用元)
コメント!!…・ユッコのB面曲でいちばん好きな歌です。 大人びた歌声と艶やかで憂い溢れる表現力は本当に素晴らしいと思います。あの出来事が無かったら今もずっと曲を発表していたと思うのに残念でなりません・・・。・或る意味くちびるNetworkよりもユッコのラストシングルにふさわしい曲だと感じます。・かしぶちさんの才能が光る曲でした。・なんだろう…このあとの出来事を暗示させるような歌詞…「くちびるNetwork」や「哀しい予感」とおんなじ雰囲気…ユッコちゃん…
見解…「恋のエチュード」は8枚目となるシングル曲「くちびるNet work」のB面曲である。最後のラストシングルにふさわしい楽曲といってもいいような、大人の艶やかで歌による歌唱力も優れている。作詞のかしぶち哲郎さんと、作曲の飛澤宏元さんのコラボによる構成もなかなかいいように仕上がっている。

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